アガスティア連絡掲示板

インド物価事情
(2006.10.21)
私の知り合いが、20代後半にして未亡人となりました。彼女の夫が唯一残した小さい建物からの収入月3500rsが、彼女にとっての一番大きな収入です。彼女は一枚100rs程でサリーに刺繍をして、何とか生計を立てていこうと必死です。地域にもよりますが、タミルナードゥなどでは、一日300rsの収入があれば生活していくことができます。今は、サリーの仕事も軌道には乗っておらず、一部借りて過ごしているとの事ですが、、、。

 さて、ナディリーダーたちの暮らしはといいますと、現地で現状をよく知る人たちが話してくれた内容ですが、ある館の館長さんは、家3軒(お手伝い付)、オフィス1軒(お手伝い付)、アパートメント+レンタル収入月5000rs、車3台(運転手付)、マリッジホール、銀行員の出入り、などなど、超ハイクラスな生活を送っているのだそうです。館長の奥さんは、車やバイクで、某高級住宅街をぐるぐるぐるぐる。腕には幅5cm以上はありそうな、ずっしりゴールドバングル。ネックレスもお后級。
「みんな、日本人のお金だね」
知っている人たちは、私にこっそりそんな話をしてくれました。

ナディリーダーが、葉を開いた人の中の10人に「あなたはアガスティアの葉に関連する仕事をするようになるでしょう」と、付け足して書いたとします。その10人はおそらく、そのような仕事をすることはないかもしれません。でも、素質のありそうな人、50人に書いたら、そのうちの一人は興味を持って仕事をするかもしれません。最初の50人で失敗したら次の50人の中にいるかもしれません。国を変えてみてもよいでしょう。「代行はしていないけど、代行者になると葉に書いてあった」という人の話もたまにですが、耳にしたことがあります(現地に直接訪れる人に多いような気がします)。
 一人代行者を作り、その代行者がまじめに働いてくれたら、ナディリーダー達は葉に特に興味のあるお客さんたちをたくさん呼び込めます。現地に直接訪れる一部のバックパッカーは、思い出に葉を開くだけで、カルマ解消などには興味のない人が多い人が多いでしょう。しかし、代行者が連れてくる人たちは違います。最初から、カルマ解消を目的とした人が多いのです。そして、インド人相手であれば、1章あたり300rsくらいの仕事も、外国人相手になると、1000−3000rs取ることができます。一日に10カンダム書いたら、最低で1万ルピー(3万円)。日本で日給3万円の仕事ってなかなかありませんよね。そこに寄付が加算されますので、インドのお国事情を考えると悪いことだとわかっていても、止められませんよね。

 私が調べた限りでは、寄付の金額やお守りを作る日数や一日あたりのコストも、外国人プライスになっていました。(インド人でもお金持ちの人には、高く言っているようです。)神の名前やカルマという言葉は、特に私達日本人のような礼儀正しい文化に生まれた者にとっては、従わなければいけない、というような意識を生まれさせますので、素直に従ってしまってきました。「どうして、日本人はこんなに高いのか?インド人は1000rs前後の寄付なのに、日本人には0が多い。金(ゴールド)などの寄付もインド人にはほとんど、ない!どうしてなのか?」そのように常に問いただしておりました。
「書いてあるから、そのとおりに書いている」
と、言っていました。しかし、年月も経ち、私もさまざまなことを耳にし、疑惑も確信に変わりました。財産の件なども持ち出して尋ねたところ、
「いつ、君のポケットから盗んだ!払いたくなければ払わなければいいだろう?おかしいと思うんだったら払わなければいいだろう?何ではらったんだ?」
あまり、触れてほしくないところに触れたせいか、逆切れされてしまいました。となりからもやくざのように豹変した別のナディリーダーが出てきて怒鳴ってきました。

私のような代行者たちは、ナディリーダーにとって大変、都合のよい存在だったのでしょう。おそらく、葉の代行業はどんどん発展し、よい評判を得るであろう。よい収入を得るであろう。だから、続けなさいと、リップサービスで付け足していった部分があると思います。実際、確かに良いお金は得られると思います。ただし、それは真実を話さなければ、、、という条件がつきました。2004年の4月、私はあるナディリーダーが言った「作っている」との言葉を発表しました。すると、当たり前のことですが、お客様は去って行きました。私の良く知る元・代行者(元・お客さん)さんはインドに行って新たに葉を開いたときに「葉の代行業をする」と葉に書いてあった(書かれた)ばかりに、実際に代行者になってしまいました。確かに良い経験もしたかもしれませんが、遠回りをした違う方法にて、グルジにたどり着き、「利益のために葉を利用している」と評価・お叱りとなど、いただかなければならなくなりました。

確かに、経験としてはよかったのかもしれませんし、さまざまなことが学べたのも事実です。しかし、いくら、お客様からのリクエストがあったとはいえ、知らなかったとはいえ、悪に荷担してしまったのは事実です。元・代行者さんも私も、ずっとこのような何とも言いようのない思いをずっと持ちつづけなければならないのです(そして、墓場まで秘密を持っていけるほど、私たちは心強くないので、せめて真実を話すことで責任を取ることを選びました。黙っていたら・・・・。解脱を目的として葉っぱを開いたのに、墓場にいって、その先は解脱どころか、地獄に落ちてしまうような気がします。)。彼らが葉に余分に付け足していることがわかった以上、書かれていることを鵜呑みにしすぎてはいけない状態になっています。この元・代行者さんもそのように感じるところもあったようで、代行業のほかにも葉に書いてあった内容(本業の合間の商売)を止める方向に持っていくことにしたようです。そして、現地の人たちにも、ナディリーダーたちに言葉を入れられることがある、とかなり気をつけている人たちもいます)。
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別の話になりますが、、、、、
C館のとあるナディリーダーDさんが、独立をいたしました。代行者Aさんが来るときには、独立した自分のオフィスD館に連れて行きます。しかし代行者Bさんが来るときには、元のオフィスC館に戻って 仕事をします。しかし、代行者Aさんは、独立したオフィスを使っていることを公表してはおりませんし、ナディリーダーも心得ているので前のオフィスのノートを使っているのでしょう。代行を依頼したお客さんにばれることはありません。代行者Aさんはメインで仕事をしてもらえるのでスムーズに仕事をすることができます。そして、この独立したナディリーダーは新たな「D館長」として、寄付を得ることが可能となります。代行依頼者さんたちは、C館の館長に寄付したはずなのに、ナディリーダーだったDさんが館を作って「D館長」となり、寄付をもらっているのです。代行者Aさんのお客さんはまったく、夢にも思わない話です。そして代行者BさんもD館長の館に誘われていたりしています。

正直、このような見たくないもの、知りたくない事、他業者さんのやり方など、いろいろな事を知ってしまいます。最近では上の元・代行者さんとも話しをするようになり、内輪話しをするとよりいっそう、「辞めてよかったよ」と思ってしまうのです。

代行を続ける事はどれだけ自分の良心との葛藤が必要なんでしょう?世間体もあるのかな?それとも、「神の試練」と受け取って乗り越えようとしているのでしょうか?(霊性修行をしている私(?)にはそのような神の試練は乗り越えられませんでした)。

あるアガスティアの館にて
(2006.10.18)
あるアガスティアの館の館長に聞いた話です。

あるアガスティアの館の館長は過去に「日本にあると言われているリンガムに関する葉を読んだ」とビデオの前で話してくれました。

そのリンガムは日本にあり、そのダルシャンを受けることにより、カルマを取ることが出来るというものでした。インドには特に有名な12柱の光りのリンガムがあります。そして、これら12柱のリンガムは、初代アーディシャンカラが、創設したと言われています。その霊的系譜につながるリンガムが日本にあるというのです。

私たちは普通、ナディリーダーが読んだ13章にあるとおり、インドのお寺をまわってきました。しかし、そのリンガムのダルシャンを受けることで、ナディリーダーへの寄付も、日本から遠く離れたインドのお寺に行く必要もないという、内容を話したのです。そのリンガムのパワーはすごくて、14生分のカルマを取るパワーがあるというのです。
 
私は尋ねました
みやぢ「確認です。寄付やお寺参りをしなくても、そのリンガムのダルシャンを得ることが出来たら、カルマを取ることが出来るってことですね?。この話をもし、他の代行者が尋ねたら、きちんと他の代行者さんたちに話してくれるのですか?」
館長「他の人は何も知らないし、グルジとのコネクションを持っていない。(他の代行者さんたちの)葉にもそのような事についても書いてはいない。書いていないから、聞かれても話すことはしない。話す必要もない」
この館長はさまざまな理屈をこねはじめました。このリンガムの事実が広がれば、日本人からの救済のためのナディリーダーへのダーナムとしてのお金が得られなくなるからかもしれません。
みやぢ「あなたには話す義務があるのではないですか?」
かなり粘りました。そして、最終的には
「次は話すようにするよ」
最後には一応、このようなことを言っていたので、代行者さんはがんばって聞き出してみるとよいかもしれません。

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別の話ですが、私はあるところの館長と会いました。館長が<あること>で私のホテルにまで謝りに来たのです。このとき私は、ある方のナディフィーとして、日本円で3万円にも満たない額を渡す用事もあったので渡そうとしました。すると、
館長「このお金を受け取って使ったたら、僕や僕の家族は死んでしまう。帰りにアクシデントにあってしまう。受け取ることは出来ない。どうか、あなた(みやぢ)がこのお金をお寺に寄付するか、貧しい人たちに食事を振舞うなどしてしてほしい。このお金はどうしてもうけとることは出来ない」
と泣きながら話し始めたのです。あの、誰にも頭を下げない館長が、私の前で、、、。

彼はこれまで自分が、今まで何をどんな風に、何を目的として、して来たのかを、自覚しているのです。なぜならば、そのお金は5年前のナディフィーですから、、、、。この館長が働いて得るはずのお金であっても、受け取れないなんらかの理由が、心の奥底でいつも渦巻いてあったのでしょう。だから、上述のようなことを言いながら泣いたのです。


館長のこのような姿を見て、私は代行ビジネス業を早めに辞めてよかったし、このような館の所と代行代行ビジネス関係を持ってはならなかったということが、はっきりいえる理由の一つを改めて深く知ることになったでした。

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