アガスティアの葉を検証する旅 2007/2/12

葉をカラーコピー印刷しようとする。

実は、前日、ティルチィという比較的大きな町にいたので探してみたのであるが、日曜だったためか、、、、。
どこにも葉のカラーコピーを作れるところがなかったのであった。日本ではカラーコピーが普通であるが、インドには・・・・なかった。
ある!とは思う。しかし、4大都市のチェンナイでも見つけるのは至難の業だったので、ティルチィでは厳しかった・・・。
「今日は休みだからだよ!タンジャブールでもカラーコピーはあるよ!」
と、ドライバー奈良嶋嬢は言うのだが、ホテル併設のネットカフェでトライしてもらったら・・・。カラーの印刷機は置いてなかった。
困った困った・・・と思っていると
「やってあげるよ!」
と、そういう関係の仕事をしているという人がなぜかネットカフェに!なんというめぐり合わせだろう!
みやぢってやっぱりついてる!!!喜んだ。

電話番号を交換し、翌朝、その人の会社にうかがう事にして別れて、、、、

12日の朝。
この時期、タンジャブール周辺の道路は工事などしており、移動がたいへんであった。
オフィスに向かいデータとして取り込んでもらうのを見ていると、、、、。
デジタルカメラで写真を撮って、それを取り込み、そして、フォトショップを使ってきれいに加工しなおすという、
みやぢさんもよくやることをやっているのであるが、接写には弱いカメラだったのか、、、、質が悪い。
みやぢも借りて修正を試みるもフォトショップでも直しきれない・・・。
メインオフィスが工事かなにかしてるようで、そのオフィスにはスキャナーはない。時間だけが過ぎていった。

結局、私がそこにいても待たせるだけだからとホテルに戻っていて!出来たら電話します!
となった。で、待ってみると、、、4時近く。

資料がそろったところで、再び、タンジャブールの「古文書研究所」に出かける。
日本から買っていってた「おまんじゅう」持参。いっぱい買っておいてよかった!などと思う。準備のよいみやぢさん。
昨日のおじいさん大先生に再び、お会いする。
だめもとで先生にもう一度、葉を読んでほしい旨を伝えてみるも

スピードライティングで何が書いてあるか読めない
OR
読みにくいようなものに何ヶ月もかけることはできないとのことであった。

世間話をしつつ、お饅頭をお渡しすると周りの研究員や掃除のおばちゃん?たちにも配っていた。
が、一部、家に持ち帰り用?のを取り分けてから配っていたので、そのお茶目さがみやぢには受けた。

その後、昨日、葉の修理をしている人たちが「保存方法の講義」を受けていたので、勝手に横から参加して見せてもらう。
400年ぐらい前のイギリスで作られた地図本などには、違う形のインドが!
一部、敗れていた所には、日本のティッシュペーパーを張って修復していたが、
その「張った境目のところの地図が見えなくなるだろ!この修復方法は駄目だ!」と先生は言っていた。
みやぢはへ〜っと見ながらも、横から「日本の地図はないんでしょうか?」とリクエスト!
すると、先生は馬鹿なみやぢのために本を出してきてくれた。その日本の形は8の字の輪郭のような形になっていた。
インドも載っていたので
「インドと日本は10cmしか、離れていないね!近いね!」

前日、30年ぐらいここで働いている先生がいるから、尋ねてみたら?
なんてカルカッタから来ていた修復員に言われていたのだが、目の前にいる先生がその先生のようであったが、、、ちょっと違った。
講義もなかなか終わらないようだったのでみやぢはお礼を伝えて古文書研究所を後にした。

この夜、ホテル前の屋台でちゃっかり味見後「ジャックフルーツ8粒」を20rsで買う。
大粒で甘くておいしかったのだが、8粒は多すぎた。結局、苦しみながら夜中までもぐもぐ口を動かすことになったのであった。