アガスティアの葉を検証する旅 2007/2/14

コインバトールは商業都市。
しかし、せっかく来たので何かちらっとでも見れないかなと思ったみやぢは宿で「観光名所は?」と聞いてみるも、何もない。
ドライバー奈良嶋嬢も、「あるわけないでしょ!」みたいな感じでそっけない。でも、コインバトールには避暑地がある
。タミルナードゥ州の中でもかなりな高地のため、サイババのアシュラムなどもある!
奈良嶋嬢がぼそっと「避暑地は小さい部屋でも、めっちゃ高いよ!平気で2000rs〜だよ」

みやぢは朝一から、みやぢの秘密本を元に、コインバトールのアガスティアの葉関連の館を探してみた。

1軒目は数年前にはあったけど、今はない、、、と言われてしまった。
もともと、本自体も古いようなので、住所などがかわっていたりすることが多いのだ。

2軒目がないかとぐるぐるしていると、あった!しかし、タミル語ー英語の通訳がいない、、、とのこと。
もしくるのであれば3時すぎに来てほしい。のだそうだ。他が見つかるかもしれないと思って、
「また、来る場合は電話するので、ショップカードを下さい。」と貰った。

3軒目が一本裏の道路にもあったため、私が、二箇所目を訪れている間に、ドライバー奈良嶋嬢に聞いてきてもらい、
ショップカードを貰ってきてもらった。奈良嶋嬢いわく
「ここも<タミル語ー英語通訳>がいないと言われたよ!シュガーナディ(聖者シュガーの葉)だって。ショップカードはこれ!」
と言って渡してくれたのであるが、、、、、。2軒目と一緒のホームページアドレスが!!!!!
ちなみに2軒目は「アガスティアの葉」であった。で、同一のHP&メールアドレスで一本裏の住所でシュガーの葉ってこと?!

4軒目のアドレスに向かう。そこにはティルバルバルナディ(ティルバルバルの葉)であった。
が、親族がなくなったため、タンジャブールだかに帰っているようだ!と、同じアパート?の人たちが教えてくれた。

1-4軒に出かけても特に収穫はなかったため、もう一度、2軒目に電話をして、「行きたいんですけど〜行っていいですか?」。
OKされたので出かけてみるも、、、、、通訳さんがいない。
「まあまあ、すぐ来るから5分ぐらい待ってて!」
と、待っていてもなかなかこない。やっぱり、1時間以上待たされた。がまんよがまん。みやぢ我慢よ〜。
もしかしたら、ここのナディリーダーが、みやぢ持参の葉を読めるかもしれないのだ!
みやぢは1人、個室で待たされている間、葉っぱが置いてある倉庫を覗き見してみたら、
トランクががばっと開いた中に、山のように積まれていた。しかし、トランク一つ分しかないってことでもある。

やっと、通訳さんが現る。
本業(銀行員?)の後、呼ばれたら来るというような感じの人であった。待った甲斐があって検索をしてみる。
日本人は来ないほとんど来ないようで名前を探すのがたいへんそう。想像も出来ないのかな?1バンドル目の検索後、
ナディリーダーは弟子からオーナーに変わるも、すぐに
「君のはない!ヴァディスワランコイルにある!」
などと言って終了にされてしまった。ビデオを回しているからかな?必死に知らない日本人の名前で
あ?い?う?を続けてビデオに記録を残して、疑われるよりは、検索をしないという一番賢い選択をしたように見えた。

みやぢはとっても残念そうな顔を見せながら、はぁ〜っとため息をつきながら「何で無いのか?」とか世間話に入る。
「ところで、近所にシュガーナディハウスがあるけど、ここの分店なの?」
尋ねると、そうだった。デリーにも店舗はあるらしい。3店舗オーナーってことだった。
(どう考えても2-3ヶ月に一回、ヴァディスワランコイルにデリーから葉っぱを入れ替えなどに
行きそうにないような気がするんですけど〜〜〜〜〜。)
みやぢ心の声。

そして本題
「あの〜、実は私、葉っぱの現物を持ってるんですけど、どれでもいいから読んでください。お金払いますんで!」
お願いをして、渡してみた。すると葉を見てくれたのであるが、やっぱりヨーガに関連する葉は、じーっと、目が追っていくのであるが、
他の葉は・・・。すっとばされる。そして言われたのは
「これはうちの葉じゃないから読めない。僕達は訓練を受けているのだ。だから、よその葉は読めないのだ!」
そういうのである。しかし、もし、古代タミル語が書いてあるのだと言うのであれば、
「意味はわからなくとも、文字だけでも拾い出せばよい!」
とみやぢは思う。しかし、それも出来ないのである。なぜ、出来ないのであろう????

1・葉にはな〜〜〜んにも書いていないから!
2・個人がちゃちゃちゃ〜っと筆記タイのように書いたために、字が汚くて読めない!

コインバトールでも収穫はなかった。どうしたものか、、、。

私の秘密本にもあった、テレビにも出ている占星術師でもあり、ナディリーダーでもあるという、ヨウム(仮名)さんのバンガロールオフィスは、
実は奈良嶋嬢の家から歩いてすぐ。奈良嶋嬢がバンガロールを出る前に、そこにいって予定を聞いてきてもらったのであるが、
「ヨウムさんは、デリーにいる。土曜日にバンガロールに戻る!」
とのことであったので、バンガロールにでも行こうか思っていたら、エロードという町のオフィスに現在いるそう・・・。
奈良嶋嬢にエロードオフィスに電話をしてもらうと
「明日の朝、アルナッチャラのほうにあるオフィスに行かなければならない!朝の7時にオフィスに来てくれるんだったら話は聞こう。」
と、奈良嶋嬢が近所の人間だと知ったためにOKを貰えたそう。
ちなみに、バンガロールオフィスは10年先まで予約がいっぱいとのことであった。

一旦、ホテルに戻り荷造りを開始!エロードにゴー!

幸運にも、コインバトールからエロードまでは100kmぐらいだという。まだ、楽だ。
しかし、奈良嶋嬢の車はカルナタカのもの。実は州超えの場合、「許可証」が必要であり、その許可は最長でも1週間なのである。
ちょうど、この日の12時までしか、許可されない!ということである。違反すればインド。
かなりめんどくさい事になるかもしれないので、エロードに出かける前に、私達は「ケララ州とタミルナードゥ州のボーダー」に訪れ、
許可書(有料)を取ってから、エロードへ向かった。そして、到着したのは夜の11時近くであった・・・・・。
ふぅ。