カンチプラム・シリニバサン編

 本物か、偽物かと、ずっと疑問を持ちつつ、アガスティアの葉については研究をさせていただいております。
私は占いなどは大好きです。細木数子さんの番組などもほぼ、抑えています。
 ですから、疑いを持ちつつも、カンチプラムなどでは突然出てくることに対して、とても驚いておりました。
本物だ!これは素晴らしい!本当に信じていました。アガスティアが5000年前に書いてくれた!
 それだけでも、とても夢があります。

しかし、前回のお客様にお渡しした「名前が書いてある写真」を再度、シリニバサンに見せて、読ませてくれ!と
いわれましたので、すべての検索前に、シリニバサンに読むように渡しました。
 彼は困った顔をして、黙り込みました。
何度も、何度も、私は
「前回、ここに名前がある!といったでしょ!名前読み上げて!」
そう、いいました。彼はやっと答えました
「読めない」
彼と、私はかなりの間、沈黙をしてしまいました。
その日は1日、なぜ、読めないのかについて、問いただし続けました。
 何枚も何枚もある、写真の一枚も、彼は読み上げる事は出来ませんでした。
その写真には彼が、自身の指、または、自身によってペン先で「ここにある」と指してある場所なのです。
それを読むことが出来ない、、、。頭から血が引いていきました。
 深野幸一さんが書いた本にも葉の写真が載っていましたが、それについても「読めない」といいました。
何度も、何度も、「読めない」「読めない」と繰り返されました。
なぜ、ほかの検索者たちは、このことについて、誰も、今まで聞かないのか、、、

その後、私はバンガロールに行き、その写真をマニバサカン氏に見せました。
 同じナディリーダーです。タミル語で名前が書いてあれば名前ぐらいは発音がおかしくとも読めます。
これ読んで!と、マニバに渡した写真を何枚も見ながら彼は首をかしげ、
「書いてない」
 ほかのナディリーダーも出てきて、確認しました。が、誰も読めませんでした。ヒントとして
「Yから始まる名前が書いてある写真なんだけど、これ!」
私の必死の懇願もむなしく、マニバサカン氏は考えることも出来ませんでした。
 「Y」に関連する文字が、どっこにもなかったからです。

 少なくとも、バンガロールやヴァディスワランコイルにある葉は写真にしても、名前を読むことが出来ます。
もしかしたら裏で書いている、作っているのかもしれません。それは今はわかりません。
 でも、写真を撮れば、誰が読んでもそこに名前が書いてある葉の写真を
バンガロールとヴァディスワランコイルでは撮る事ができます。
その写真をシリニバサンにも見せました。もちろん、彼は名前を読み上げました。
(ここではあえて書きませんが、彼は笑っておりました。)


 検索時の時から、何バンダル彼が持っているのか、とても知りたく、
このHPにかけば、すぐにシリニバサンにばらされますので、ちょっとここには書けませんが、
私は2004/3、カンチプラムにある葉に対して、検索時におそろしいことをしました。
 本物の聖なる葉であれば、出来ません。
実際に私はそれと同じ事をバンガロールやヴァディスワランコイルでは恐ろしすぎで出来ません。
 本物だけか?といわれたら???ですが、偽物だけか?といわれたらやはり???だからです。
 
 検索時にシリニバサンは全く気付きませんでしたがどんどん
おかしな方向にすすんでいくのがわかりました。

 2004/3−4月はいつもより、特に長い間、私はカンチプラムに滞在しました。
どうしても、真実を知りたかったのです。
 彼はついに観念したのか、私に検索法を教えました。そのほかの事も、あらゆる事を彼は話しました。
もちろん、簡単に話したのではなく、私のシスターとしてとても仲の良いシリニバサンの妻、
彼女は私の仕事の時は、ランチやらアイスクリームやら持ってきてくれ、1日中、館で3人で何日も
世間話をしてすごすその彼女に突然、
「あんたもそうやって笑って私と仲良くしてくれているけど、シリニバサンと一緒に私を騙して楽しいのか!」
と、詰め寄りました。これしか、真実を聞きだす方法はありませんでした。
 私のシスター、シリニバサンの奥さんの介添えもあり、やっとシリニバサンは重い口を開き、
ここのHPに書かれている以上の真実を話しました。
 2人とも、もちろん私に謝りました。が、シリニバサンは15歳で親の進めるまま、
カンチプラム1の館に奉公で出され、修行を積み、そして30歳過ぎて独立をしただけで、
彼はずっと同じ仕事をしているのです。 変わったのは、彼が使用人からオーナーになったためです。
オーナー(館長)になれたのも、彼の努力と、実力の結果でしょう。
 インドという、不思議なカースト制度と文化の中、15歳の青年に仕事を選ぶ権利などなかったのです。
15歳のシリニバサン青年は、Dバラスーブラマニアン氏がトイレに行けば、バケツに水を持ってついていったそうです。
Dバラスーブラマニアン氏も、ヴァディスワランコイルでのシヴァサミーの父、アルムガン氏の下で働いた時、
なかなか秘密を教えてもらえず、何年かは牛を洗っていたそうです。
 女性のナディリーダーを取らないのは、そういう上下関係があるためだそうです。

その検索法を学んだ上で、彼が私を一人館に残してあわててどっかに出かけた時、
こっそり、私は通常は鍵がかかっている「葉が保管してある倉庫」に入りました。
 そして、葉の保管量を見てしまいました。(もちろん、写真にも撮りました)

私がやった恐ろしいことを証明する結果がその倉庫にはありました。

 その後、バンガロールへ行ったとき、マニバに葉を見せてくれ!と、言ったのはこのためです。
彼はよく、ご飯をご馳走してくれる二階の部屋(プライベートルーム)に連れて行き、
部屋中に葉の束をばら撒き始めました。葉の山、山、山が出来ました。
1階にもある、葉の一部も見せました。3階にもあるけど、見る?
 マントラが書いてある葉、ホロスコープが書いてある葉、不思議なものがいっぱい出てきました。
シャンティ・ディクシャカンダムの20cmはあるかと思う厚さの束を持たされた時、
私のカルマが落ちていく、、。ただ、葉の束を持っただけですが、すーっと、何かが消えていきました。
 適当にそこらに転がった葉から日本人のものを探し出し、名前を読みました。
一週間後、この写真を見せたとき、きちんと同じ名前を読み上げました。
 ちゃんと、最初っから名前が書かれている葉は存在しています。
(だからといって、「すべてが本物です!」という証明までにはならないと思っているため、
私は今の時点では、本物とか偽物とか、バンガロールやヴァディスワランコイルで言うことは出来ません)

もし、今後、対策を練ってカンチプラムでも、名前が読める葉が出るかもしれません。
その場合は、今までは10人中8ー9人が1バンドル目にほぼ、突然出ていたのに、2ー3バンドル目になることでしょう。
 今までは、1バンドル目が無くて、2バンドル目を持ってくるとき、1ー2分で持ってきていたものが、
もう少し時間がかかるのではないか、、そんなことを考えてしまいます。

最後、私はシリニバサンと分かれる時、彼に言いました。
「葉は作っていると、私のHPで説明するよ」と。
彼はぷーっと噴出しながらいいました。
「誰が君の話を信じるのか?君は個人だ。僕は日本ではすでに有名だ。
この前、日本に行った時、約50人の人の葉を開いた。みんな満足して帰ったよ。
 その時、配った名刺をもって、この前も彼らの友達がたくさん来た。僕は安泰だよ。
ドイツでもアメリカでも僕は有名で、いろいろと本にも取り上げられている。
 君の言葉を誰が信じるのか?僕が本物だといえば、みなが信じる。
君は雑誌で広告を出している大きな会社でもないし、個人にすぎない。
やりたければ、やればいい。
でも、なぜ、ほかの会社に儲けさせることをするのか?
 そんなことを言えば、君がお客を獲得できなくなるだろう。ほかの会社が儲けるのを
君は黙って見ているのか?お金はほしくないのか?
 マージンもらってやっている人だっているのに、君はおかしな人だ。理解できない」

彼が話したこの英語のどこをどう、間違えるのだ?
 どうやったら、「葉が本物である説明」になるのかを私は知りたい。

笑いながら、彼は私が書くであろうこの内容をだあれも信じないと、言いました。
 確かに、私にはこれだけ広がっている世の中の「本物説」、カンチプラムで体験できる突然出てくるという驚き。
私も写真の事件がなければ、こんなことを書くことも、偽物があることも、考えもしなかったぐらいです。
これを検索のカセットなり、自分の目で見てきた人が多くなってきている今、
 難しいのはわかっています。

ですから、あえて「信じなさい」とは言いません。皆さんが考えれば良いことだと思います。
 そして、私にとっても、「偽物もありました」と、証明することのほうが、
インドには行けなくなりますから利益には全くなりません。
 それでも、あえて「偽物がありました」と言ったのは、
私はずっと、代行者ではなく、研究者でありたいと、思ったからです。
 私もずっと本物です!と、言い続けたかったし、偽物でした!ということを発表することは、非常に苦しかった。
本物だと思っていますと言っていた事が180度、違うと分かり、それを発表することは
はすかしい以外、なにもありません。
 けれど、研究者、神様ワーク、自分の金銭的利益より真実。
どういう形であれ聖なる葉に対して、誠実でありたい。
 そう思いつつ、かなり発表までに時間がかかってしまいました。
 
 皆様が、あなたの英語の聞き間違えでしょ!と思うかもしれませんが、
私は何度も、何度も、それも何週間かにわかって、延々と同じ事を聞き続け、
同じ説明を受け続けました。
 アガスティアがいて、占星学がある、ことは十分に承知した上での
倉庫潜入+証拠写真、また、名前の葉の接写写真何十枚、
また、ここには書けない、探偵真っ青の恐ろしい調査法。
 そして、もし、検索法までここに載せれば、納得する人も多いことはわかりますが、
ただ、満足のための公表となるので、あえていたしません。
 
 もし、カンチプラムが本物だというのであれば、その理由を知りたいと、今でも思います。
が、上記様々な証拠となるような写真をも、
覆す証拠を私ですら本物である証拠を見つけることが出来ないため、難しいでしょう。
 対策前の倉庫やらにきちんと潜入してほしいものです。
そして、すでに何人かが、偽物である理由を唱え始めているように、偽物は確かにあることを
きちんと理解し、また、夢や神秘性ばかりに頼っていてはいけないと思います。

シリニバサンは過去、すでに私に予言したように
上に書いたような私に言った言葉を彼は笑って否定するでしょう。
 二度と、同じ過ちをしません。
彼にとって、それが大損であることが、十分すでにわかったからです。

最後に
今回、私はいろいろな人々に出会いました。
 その上で、最後一つの結論にたどり着きました。それは私にとってのスタートでもありました。
アガスティアの葉もシヴァの葉も、 これはたとえ、偽物であっても、本物であっても、開いた人に影響を与え、
その影響は最後、「叡智」や「真理」を得る、インド的に言うのであれば
「神との一体化」、「真我合一」、「アートマン」=「ブラフマン」
に向かうためのヒントである!ということです。

 神というところから見たとき、偽物も本物も関係ない事が簡単に分かり、
もし、本当に心の平安を求めているのであれば、真偽ということは全く、関係ないことがわかるはずです。
 人間として生まれてくることの理由。
神との一体化の実現が最大の目標であるのであれば、真の心の平安はすぐそこにあり、
その他のものが、マーヤーである、ということに気がついていくのではないだろうか?

 私にとってのアガスティアの葉の真偽論争はここに落ち着きました。
私にとって、カンチプラムの葉も、バンガロールの葉も、ヴァディスワランコイルの葉も間違いなく本物です。
 葉の真偽から見たら、偽の部類に入るものも確かにあると思います。
しかし、すべてが正しい道に向かわせるための手段、
すべてがマーヤーであり、真に大切なのは真我を悟ることだということに真に気付かせました。
 確かに言葉的にはずっと知っていたものでしたが、
今回、やっと、体験と共に実感として、気づく事が出来ました。

 アガスティアから見たら、偽の葉とか、本物の葉とか、当たるか、外れるか、という目先のこと以上のものを
教えるための手段であったのではないだろうか?

 私は今でも、聖者アガスティアに対して、敬意を持ち、アガスティアプージャなども本当に大好きで、
カンチプラムの葉であっても、13/14章などは効果がある!と思っています。
  
皆様がこれを読み、どう思うか、、、
 真偽についての論争をして悩むより、一緒にこころの平安を目指しませんか?
私は真偽について、考えすぎてもう疲れました。
 苦しみばかりしか、生まないのです。誰がこの苦しみというマーヤーを作っているか、ということにも
はっきり気がついてしまった今、私には無意味なのです。
 
 今は、葉に書かれたこと、また、私の周りで起こること、それらを受け入れながら、
「真我合一」、「アートマン=ブラフマン」、「神との一体化」。これをさっさと実現したいとおもいました。
 そういう意味で、やっと、私はスタートラインに立つ事ができたと、思いました。

 カンチプラム、バンガロール、ヴァディスワランコイル、と、いろいろと葉を開いてきましたが、
私にとってすべて必要なことで、すべてが本物でした。

 このような機会を与えてくれた皆様、サイババ、アガスティアの葉、シヴァの葉、そしてナディリーダー達に感謝します。
私にとって、私と関係した人たちはすでに神さまです。ありがとうございました。
 やっとスタートにたったぐらいなので、まだまだ、きちんと真理についての説明が出来る段階ではありませんので、
いろいろと体験しながら考え、自分のものにしていきたいと思います

最後まで読んでいただき、ありがとうございました

追伸
2006年以降
シリニバサンが私達(すべての人間)のために仕事をする事は一切、ありません。
彼に会うことも出来ません。
彼を探しても、見つけることも出来ません。