シャストリーの葉 (山口孝志氏 著) 

お友達みたいなお客さん(いつものCちゃん)がメールで
「面白い本ありましたよー」といって、この「シャストリーの葉」(山口孝志氏 著)を紹介してくれた。
暇だったので、本屋にいってきた。○れない本は在庫がない。
よって、立ち読みができませんでした。仕方がないので、「注文」して、「1500円」も出して、買った。
 それは、彼、山口孝志氏が、1995年くらいにインドに行って、葉を開いた体験談だった。
そう、みやぢさんは、体験談に1500円も出してしまったのだ。
 おまけに、「僕が開いたアガスティアの葉」は偽物だった!ので、
そのことについては書きません!と、最初っから、書いている。
 (なんてやつだ!私は偽物だと、断定できないから、こうして代行までやるはめになったんだぞ!!!
とはいいつつも、別に何が本物か、偽物かなんか、私では分からないし、
私にはどこの館の葉も必要だったというのが、私にとっての真実であり、
また、この山口氏も開いたことにより、何かを得て、本を出すまでにいたったのであろう)

ぱらぱらと、読み進めていくうちに、彼がどんどん、偶然により、葉に到達する内容が書かれている。

(私と同じく、貧乏旅行をしていたみたい。
彼が始めてインドに出かけた、その一年後、
私は北インドのみであったが、バラナシを訪れた。
「バラナシラッシーのんじゃった事件」や、「ガンジス川向こう岸まで泳ぐぞー」など
若気の至り的なことをやり、久美子ハウスの久美子さんに怒られ、楽しかった事を思い出した)

 そして、彼はついに、シャストリーの葉の館に行くのであった。
シャストリーの葉とは、バンガロールにある「シュカの葉」のことである。
 ここで、皆さんはあーあーあーっと、やっと気がついたであろう。
 
 今では、このシュカの葉を開くには、一ヶ月以上の予約待ちである。
アメリカ、ヨーロッパでは、アガスティアの葉より、ショカの葉のが有名なのである。
(数年前のロンリープラネットには、シヴァサミーの館が載っているのを皆さんはご存知であろうか?
この本は、英語版、「強力な地球の歩き方」で、世界中でご愛用されている本である。
日本では10年前ぐらいに有名になったが、海外ではもっと昔から知られた存在なのである)

アガスティアやシヴァの葉のように、イエス、ノーとか、わざとらしいことをするぐらいなら、
シュカの葉のように、生年月日を伝えて、名前がずばっと当てはまるのを見つけたほうが、
懸命といえば、賢明なわけである。
 そういう、ものなんだ!よ!ふん。みたいな。

 さて、本題に戻すが、
なぜ、この山口氏の「シャストリーの葉」がみやぢさんのお勧めかというと、
 山口氏とショカの葉のナディリーダーとの会話が、とてもよかったからである。

ちんぷんかんぷんな人と、延々諭すこのナディリーダーの言葉は
たぶん、みんなが当てはまる、やり取りなのである。
(ほとんどの人がそういう状態であることを、改めて認識でき、自分だけだと、落ち込まないでいい、一冊である。)

 また、みやぢさんでは、そんな分かりやすい日本語を伝えることができないので、
この一冊はお勧めであり、紹介したいのである。

「1500円払えば、心の中の疑問が晴れるか?」といったら、おそらく、晴れることはない。
 ただ、真髄をついているのである。
時間はかかるかもしれないが、いつか、理解ができる言葉が書かれている。
 私から見ても、その部分は繰り返し、読んで見てほしいのである。
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※ せめて、この本の題名を「シュカの葉」にすれば、まだ売れていたと思う。
そう、思わずにはいられない、一冊であった。
 ということで、アガスティア&シヴァの葉ファンの皆様、
「本屋には多分ない、一冊」ですけど、予約が必要な本ですけど、お勧めです。
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山口孝志!約束どおりCMよん!(笑。呼び捨てにさせてもらったが、彼のがちびっと年上です) 

※ 一応、紹介していいですか?と、メールを送ったら、どんどんしてくださいってことだったので、
ここで紹介させていただきました。ご本人はさわやかそうな、いい感じの人です。

良かったら、ここの感想文を読んだ、皆様、
 買ってみたい1冊になったか、感想を聞かせてください。

(なお、本を見ると、山口氏の顔写真が載っております。結婚されているみたいなので、一目ぼれしないように!)

 ほんと、何度も言うけど、何がいいって、最後の方に載っているナディリーダーの言葉が、ほんと、いいんですよ。
そればっかり、ほめている、私をお許しくださいませ。
そして、そこばっかり、繰り返し、繰り返し、読んでいる私をお許しください。
 
 山口さん、うそは、、、、言えません。ほめ切れません(笑)。

余談
 山口氏自身のお勧めは、さらに最後に自分の意見を延々と述べている所らしいですが、
私的には、あそこはパスしてしまいました。
 といっても、全体でも最低二回は読んでいるので(本を読むのは早いのよん)
私のお勧め以外の部分を読んでないわけではありません。
 悪いわけではありませんが、ナディリーダーの言葉のほうが、私には重みがあったのです。

あー山口さん、正直な私をお許しくださいませ!
 でも、いい本ですよ。

次作はもっとよくなるであろう。   感想 みやぢ 2003/12頃